理研オプテック

安全コラム

VFコーティングテクノロジー

たえず進化を続ける保護めがね。その機能は日々高度化が要求され、シビアな作業環境と対峙しています。 さまざまな分野から高い評価を得る、理研オプテックのVFコートレンズは、当社独自の曇り止め技術<VFコーティングテクノロジー>によって誕生。このVFコートレンズにより、曇りを抑えたクリアな視界はもちろん、曇りに強いことから一段と密閉性を高めた保護めがねの開発が可能に。 理研オプテックでは、このVFコーティングテクノロジーを駆使して、常に新たなステージの製品をお届けしていきます。

曇りに強いVFコートレンズ

保護めがねに最も必要な機能は、曇りに強いこと。クリアで安全な視界を確保します。 曇りの原因はレンズ表面にできる小さな水滴です。超親水性VFコーティングは、この曇りの原因となる水滴を作らず、曇りの発生を抑えます。またVFコーティング膜は、レンズ基材のポリカーボネートとの密着性に優れており「フキトリ」を繰り返してもはがれにくく防曇効果の持続性に貢献しています。

高温多湿な環境や急激な温度変化にも確実に適応

VFコートレンズは急激な温度変化に対しても曇りを発生させません。 高温多湿での使用でも、曇りを抑えた良好な視界を実現。作業者の安全を守ります。

曇りの評価実験方法

日本産業規格JIS T8147には防曇性能試験がありません。当社では独自の試験方法を設定し防曇性能を確認しております。

防曇性能の確認

項目 試験内容 評価
方法1 沸騰型蒸気加湿器を用い、蒸気吹き出し口から約3~5cmの所に試験レンズ及びアイピースを 約3分間さらし、曇りが発生するかを目視で検査する。 曇らない
方法2 ※方法1の繰り返し 約3分間さらし、付着した水分を拭き取る。これを一工程として、同じ事を5回繰り返し、 曇りが発生するか目視で検査する。 曇らない
方法3 冷蔵庫内に8時間置き、直ちに常温に取り出し、曇りが発生するかを目視で検査する。 曇らない
方法4 方法3で曇りが発生しない事を確認後、方法1の試験を行い、曇りが発生しないかを 目視で調べる。 曇らない
方法4 方法3で曇りが発生しない事を確認後、方法1の試験を行い、曇りが発生しないかを 目視で調べる。 曇らない