プレス用光線式安全装置の安全距離についてご案内致します。
※詳しくは、ご使用機種の「取扱説明書」をご参照下さい。
安全距離
安全距離とは、人体や物体が機械の危険部に到達する前に危険部を停止させるため、センサの投受光器と危険部が最低限離さなければならない距離のことです。人体が投受光器の検出領域に対して垂直に侵入する場合、安全距離は次に示す考え方によって計算されます。
安全距離D=1.6(Tl+Ts)+C
D:安全距離(単位mm)
Tl:手が光線を遮断した時から急停止機構が作動を開始する時までの時間(単位ms)
Ts:急停止機構が作動を開始した時からスライドが停止する時までの時間(単位ms)
C:表1に掲げる連続遮光幅に応じてそれぞれ同表の下欄に掲げる追加距離
連続遮光幅(mm) | 30以下 | 30を超え 35以下 |
35を超え 45以下 |
45を超え 50以下 |
---|---|---|---|---|
追加距離(mm) | 0 | 200 | 300 | 400 |