理研オプテック

安全コラム

プレスブレーキの安全対策について

プレスブレーキ機械を保有されている事業者の皆さま、プレスブレーキ機械の安全対策はお済みでしょうか?
2011年(平成23年)7月1日に労働安全衛生規則第131条改正施行され、プレスブレーキの安全対策としてレーザー式安全装置の使用が法律上認可されました。
改正施行後、新品プレスブレーキの導入時には各プレスブレーキメーカー様からレーザー式安全装置が標準装備されているため、各事業者様におかれましてはレーザー式安全装置をご存知と思います。

しかし、法改正以前から保有されている既存のプレスブレーキについては、多くのお客様で安全対策がされていない機械が存在しています。
既存設備への安全装置が未装着の要因として、生産性と作業効率の低下が挙げられます。またレーザー式安全装置に限定しますと、「決して安価ではない」という声をお聞きします。

弊社では、安全面はもちろんのこと、作業性および使いやすさ、コスト面等、お客様のニーズにあう既存設備に対応(レトロフィット)したプレスブレーキ用安全装置をご提案してます。ここでは簡単ではありますが製品ラインナップをご案内します。

レーザー式安全装置  AKAS

汎用性重視型

  • AKAS-ⅡF
    自動高さ調整機能を搭載しており、パンチ交換時のパンチ刃先とレーザー光線の安全隙間を自動で設定できる機種で、ヒューマンエラー防止といった安全面を重視した標準機種になります。
  • AKAS-LCⅡF
    自動高さ調整機能ない機種で、パンチ交換時のパンチ刃先とレーザー光 線の安全隙間を手動で設定する機種になります。
    パンチ交換の無い、または特定のパンチ高さを使用する機械向けになります。
    自動調整機能が付属致しませんのでAKAS-ⅡFより安価機種になります。

生産性重視型

  • AKAS-ⅢPF
    自動高さ調整機能搭載し、加工前にワークの厚みをセンサで認識することにより、ワークと指先の侵入を識別することで安全性を損なうことなく、より速い加工が実現し、安全装置設置による生産効率を落とす事なく作業が可能な機種になります。

AKAS-ⅢPFでは材料上最小で1mm※まで高速運転が可能になります。
またRMS(ラム位置検出装置)搭載することで一部の機械でレトロフィットが可能になります。
※機械の種類により低速の切り替え位置が異なります。

光線式安全装置  RPX-FL-CBBP

レーザー式安全装置以外の安全対策として光線式安全装置の設置も有効な方法です。
プレスブレーキ用光線式安全装置として推奨させていただくのが、従来からある二光軸遮光(フローティング)機能とフィックスブランキング機能を併用した「RPXFL-CBBP」です。
特に、定尺などの材料を手で保持しながら曲げ加工作業を行う場合に有効であり、また、作業台などの障害物(設備の一部や材料、加工物)で遮光されている光軸は無効化、それ以外の光軸は有効となるため安全性を損なうことなく効率的にブレーキ作業が可能になります。
レーザー式安全装置設置より低コストでの安全対策が可能になります。
(無効化されているゾーンには手が入らないように物理的にガードなど設置する必要があります)

レーザー式安全装置との大きな違いは、光線式安全装置は安全距離をとる必要があるため、パンチより手前側に光軸がきます。対してレーザー式安全装置は上型パンチの刃先をレーザーが監視しており、検出の方法が異なります。

※なお、プレス及びプレスブレーキへの光線式安全装置は、厚生労働省の型式検定に合格した光線式安全装置をご使用下さい。

最後に、今回ご紹介した製品は、長野県佐久市にある弊社長野事業所にて実機を展示してますのでデモンストレーションも可能になります。実機を使用していただき導入のご検討をしていただければ幸いです。
ご興味ある方は弊社各拠点最寄りの営業所まで、ぜひお問い合わせいただけますようよろしくお願いいたします。