理研オプテック

安全コラム

外部取付カムスイッチの紹介

私たち理研オプテックは、光線式安全装置をはじめミス検出装置・荷重監視装置などプレス機械周辺機器全般の販売・サービス・取付工事を行っております。

今回は周辺機器に必要なカムスイッチについて私たちの技術をご紹介いたします。
通常カムスイッチはプレス機械に標準装備されており、プレス機械にとって動作するタイミングを示したり、動作中の位置情報を確認する大変重要な役割を担うものです。そして私たちの外部周辺機器はこのカムスイッチを介する事によってプレス機械と的確なタイミングで相互動作環境をつくっています。現在では、一般的にプレス機械には私たちの様な外部周辺装置との連携の為に予備のカムスイッチが設けられています。しかし、旧式のプレス機械ではその時代背景から予備のカムスイッチが少ないものやエア・送り装置などの設置時に既に全て使用されている場合があります。この場合、更なる周辺機器を設置するには、カムスイッチの追加が必要となります。

私たちは今後の拡張性からデジタルカムスイッチ(当社製品:PCS12)の設置を推奨しています。また、6連~12連のロータリーカムボックスの追加という方法もあります。しかし、それについては、取付スペースや費用対効果の問題があります。私たちは、その問題を解決する為に以下の解決方法をご提案しております。

アクリルカムを使用した外部カムです。
(図1)のように金属シールを貼ったアクリルカムと磁気センサーを使用した非接触式の外部カムスイッチです。(写真1)

(図1)
(写真1)

非接触式のため、リミットスイッチ式とは異なり 摩耗がありません。
使用電圧は12V~24V対応、価格も安価ですみます。

このカムスイッチは、荷重監視装置やミス検出装置の送り検出・排出検出など使用範囲が広く調整が少ない仕様に適しております。と同時に、カムスイッチというものは、安定してタイミング信号を提供する頼れる存在のものでなくてはならない事を付け加えておきます。

(写真2:設置例)

お客様の一つの選択可能な商品としてお役立て頂ければ幸いでございます。