RLG型ロードモニターはプレス機械の荷重を歪センサ(ストレインゲージ)を用いて監視し、プレス加工時の正確な荷重値を表示すると共に、異常検出時は即座に停止信号を出しプレスを停止させます。 監視はストローク毎に行い、偏心荷重も見逃しません。多彩な検出モードを搭載。 金型寿命を延ばしプレスの損傷や摩耗を未然に防止することで品質管理にも威力を発揮します。
RLG本体で取得した荷重データはBluetooth通信機能を利用して、お手持ちのアンドロイド端末へ転送することができます。 また各端末で取得したデータはPCへの転送も容易に行えます。(CSV形式に自動変換) データ解析が可能なため、様々な場面で活用できます。
製品の特長
- オーバーロード゙監視
- 左右別々に監視をすることにより、偏心荷重に対応
- 毎回の荷重を比較することにより、2枚打ち、送りミスなどによる金型破損防止に効果を発揮
- 金型研磨時期の推定、板厚変化にも対応
- 絶対値検出機能と前回比較機能を搭載
- 金型毎に適正荷重を把握でき、プレス機の選択などに効果を発揮
- デジタル LED とバー表示で、荷重の状況を見やすく、判りやすく表示
オプション追加機能(マリナーAD PCソフトウェア)
- 荷重波形分析(荷重波形解析ソフト「マリナーAD」)
- ピーク荷重履歴表示
- SPCチャート表示機能搭載(統計的工程管理)
Bluetooth 通信機能を標準搭載
- Android搭載スマートフォン、タブレット対応
- 1,000件以上の荷重波形保存機能
- 最新100件のオーバーロード荷重取得
- ソフトウェアはHELM社、Webサイトにてダウンロード可能(無償)
- イーサーネットにも対応(追加基板が必要)
導入で期待される効果
仕様
電気仕様 | 仕様電源 | 90~264 VAC |
---|---|---|
消費電流 | 100mA – 120 VAC / 115mA – 220 VAC | |
チャンネル数 | 2チャンネル(RLG-2) / 4チャンネル(RLG-4) | |
A/D変換 | 12 bit | |
使用環境 | 使用可能温度 | 0℃ ~ 50℃(32°F ~ 122°F) |
入力仕様 | 入力タイプ | ストレインゲージ(350Ω、700Ω) |
表示分解能 | フルスケールで0.1%以上 | |
精度 | フルスケールで1%以内 | |
A/Dサンプル | 100μ秒 | |
対応最大SPM | 2500 | |
出力仕様 | 出力接点 | 1A 接点容量:10A 240VAC |